乾燥肌の症状で困るかゆみ

乾燥肌の症状で困るかゆみ

乾燥肌の主な症状は、かゆみです。口の周りや肘などの関節などに症状が出やすく、赤みや痛みやヒリヒリ感や出血や熱を伴うこともあります。かゆみの症状を引き起こす原因は、さまざまです。

アレルギーや加齢、紫外線対策やスキンケア不足などが考えられます。また、栄養不足やホルモンバランスの乱れなども原因となり得るのです。加齢が乾燥肌の原因となる理由は、コラーゲンやヒアルロン酸やセラミドやエラスチンなどの成分が失われることに起因しています。

これらの成分は、25歳頃から徐々に減っていきます。ある程度の年齢になったら、化粧品や食事やサプリメントなどで、積極的に補いましょう。紫外線や湿度の低下などの環境も、乾燥肌の原因になり得ます。

日焼け止めや日傘や帽子などで、紫外線から肌を守りましょう。また、加湿器の使用で湿度を高めたりなどの環境づくりも必要です。アレルギーを抑制するための対策も必要です。食生活の乱れによる栄養不足などにも注意しなければなりません。

また、必要な成長ホルモンは寝ている間に分泌されます。早めに就寝準備をしてたっぷりと睡眠をとるということも心がけましょう。

乾燥肌の症状が出たときにやってはいけないこと

乾燥肌のかゆみの症状が出たときには、かゆい部分を掻かないようにしましょう。掻くと、皮膚を傷つけてしまい、メラノサイトから生成されるメラニンの色素沈着が起こり跡が残りやすくなります。

また、肌がダメージを受けて角質のバリア機能が衰えると、皮脂と水分のバランスが悪くなります。そうなると、不健康な肌になり、ターンオーバーや細胞の再生がスムーズに行われなくなるのです。

ヒスタミンを誘発する神経ペプチドの分泌が活発になり、かゆみが助長されます。乾燥肌になると、ちょっとした刺激にも反応する敏感な肌になってしまうのです。

また、掻きむしることで、傷や出血が生じるという物理的な問題だけでなく、痒みが助長されて悪循環に陥ってしまいます。したがって、乾燥肌の症状が出たときは、衝動的に掻くことは避けましょう。積極的な保湿ケアをして、症状の根本に働きかけるのです。

乾燥肌を悪化させないようにするためには、抗ヒスタミン薬が有効です。他には、保湿成分を化粧品やサプリメントで補充するのも良い手です。可能な限り肌に刺激を与えないようにしましょう。

乾燥肌の原因は肌質にある

乾燥肌は、お肌のうるおいや水分などが不足している状態です。もともとお肌は角質がバリアになっていて、水分を保持できます。健康なお肌は汗などの水分や皮脂などが混ざり合った皮脂膜で覆われており、天然の保湿成分が少なくなると、乾燥肌になります。

例えば混合肌の場合、カサつく部分やベタつく部分が混ざっていて、日本人に多い肌質です。洗顔し過ぎると、乾燥を予防するための皮脂を過剰に分泌する傾向があるので、注意が必要です。

加齢性乾燥肌は、老人性乾燥肌とも言います。皮脂や汗、角質層のコラーゲンやセラミドなどが加齢と共に減少し、乾燥する状態です。乾燥性敏感肌の場合、間違った手入れや紫外線といったダメージから角質層が落ちやすくなります。お肌の水分が低下し、乾燥し刺激を受けるようになるのです。

アレルギーを持っていると、刺激に対して敏感になってしまうので、ハウスダストなどによって炎症を起こします。乾燥肌が進行すると、超乾燥肌になります。洗顔した後に強いつっぱりがあったり、白い粉をふいたりするのです。

超乾燥肌になると、お肌が剥がれることもあり、季節やストレスなどによって痛みがあるケースもあります。

乾燥肌が原因ではないかゆみ

乾燥肌が原因ではない皮膚炎も存在します。例えば、虫刺されなどです。ノミ・ダニ・クモ・ムカデ・蚊など、皮膚炎を起こす虫は多くいます。皮膚に寄生するヒゼンダニや、皮膚炎を起こすチャドクガなどもいるのです。これらの虫は、屋外はもちろん家の中にも潜んでいるので、注意が必要です。

また、かぶれは身の回りのものが原因になります。化粧品やアクセサリーといった金属、洗剤や植物など多岐にわたるのです。かゆみを伝える神経末端部分は、皮膚と真皮の境界部に存在しています。皮膚表面が何かしらの刺激を受けたり、アレルギー反応によって、かゆみを引き起こしたりする物質が放出されるのです。

神経線維末端部分が刺激を受け取り、情報を脳に伝えることで脳がかゆみとして認識することになります。かゆみの刺激を受けているのが皮膚だとしても、実際かゆみを感じるのは脳なのです。